元家電バイヤーが話題の家電についてホンネで語るコーナーです。
家電アドバイザーの資格を持っている僕がズバッと切り込んでいきますよ!
ブラビア(KJ-55X8500F)の特徴
- トリミナルディスプレイ搭載で豊かな色を再現
- 動きがハッキリ、クッキリしてリアリティのある映像に
- 鮮やかかつ高コントラストで映像が高精細
家電バイヤーからのコメント
いやー、4Kもこの値段で買えるようになったんですね。驚き!
発売当初は1インチ1万円とかする勢いでしたからね。
というか地デジに切り替わる前くらいの2Kですらそれくらいの値段がしていました。
10数年も経てばえらい変わるもので、ベゼル(周りの枠)もこれでもかってくらい薄くなってるし、本体もペラペラだし今はどのテレビを買っても十分な性能は担保されている時代になりました。
というか今の子ってブラウン管とか知らないんじゃ・・・w
そもそも4Kってなんぞや?
今回は安いものじゃないんで、割としっかりと説明していきます。
で、「4Kってなんぞや?」っていう人もいると思うんですけど、まぁ簡単に言うとデジタルハイビジョンの4倍綺麗な画質って思っていただけば大丈夫です。
普段見ていたヤツの4倍です。
実際4Kの地デジ放送ってまだ開始されていないんですけど、液晶自体の画素数が綺麗なので映像も綺麗に見えるわけですね。
あとは4Kへのアップコンバートなどもされるんですけど、そんなこと言ってもわけワカメだと思うので今回は割愛しましょうw
純粋に「映像がキレイ」って思っていただければ大丈夫です。
あと4Kの映像は画素が細かいので、普段より近くで観ても問題ないんですよ!
狭い部屋でも綺麗に見えるようになっています!
有機ELってどうなの?
正直僕はオススメしません。
というのも、そこまでのスペックを求めている人や必要としている人って僅かなんですよ。
1%もいなんじゃないですかね。あとはドヤ顔したい人とかw
とにかく、そこまでの値段を出して購入する価値はありませんね。
確かに没入感とか、色彩表現とか、あとはいいチップを使っていることによる映像の滑らかさなどは素晴らしいんですよ。
でも、「そのテレビであなた何を観るの?」って聞きたいですw
地デジなんて持ってのほか、高画質の映画を観ることですら他の4K液晶テレビで十分間に合いますからね。
あと、有機ELの液晶はグレアパネルなのも嫌!光沢があって反射するパネルのやつのことです。
没入感を出しておいて光が反射するってどういうこと!
ただでさえ窓際とか反射するのに、これじゃ高いものを買っても不満が溜まりますよね。
で、どうやって選べばいいわけ?
これに関しては、使っているレコーダーとの互換性とか色合いの好みとか色々あるんですけど、「どう使いたいか」これによりますね。
地デジ放送を観るくらいだったら何でもいいじゃんって思っちゃうんですけど、スポーツや映画を楽しみたい場合は少し事情が変わってきます。
人気シリーズKJ-55X8500Fと9000Fの違い
ちょっとこの下の表を見て下さい。※紹介しているのは青枠で囲った商品です
sony.jp – より引用
これはソニーの4Kテレビ現行品の比較表なんですけど、左から順番にスペックが下がっていきます。
4Kなので全てHDR対応なんですが、「動きの滑らかさやクッキリさ」で違いがあるんですよ。
赤く囲ってある部分ですね。※HDRとはハイダイナミックレンジのことで輝度の幅が高く「白トビ、黒ツブレ」しづらいって感じです
映画やスポーツを観るときにここで差が出るわけです。
つまり「85000Fよりも9000Fの方が若干なめらかにクッキリ動く」って感じ。
明らかに差があるって程の違いはありませんよ。
あとはトリミナルディスプレイも色彩表現が鮮やかになって、映像の違いとしてハッキリ出てきますね。
ソニーのテレビって元々「赤色」がハッキリしているというか、鮮やかな表現をするイメージがあって僕はそこが好みだったのですが、より色が楽しめるようになりました!
androidtvがめちゃ便利
最近のテレビには搭載されがちなんですけど、これが便利。
NetflixやYouTube、abemaやAmazonのPrime Video辺りは、結構見る人が多いですよね。
僕も観ますw
これがWifiでネットを繋げちゃえば簡単に観れるんですよ。
スマホのちっちゃい画面で観なくてもテレビの大きな画面で、しかも4K液晶の高画質で楽しむことができるんです!
これはありがたいですよねー。
Fire TV Stickなんて要らないんですよ。
引きこもること山の如しw
だからKJ-55X8500Fを選ぶべき!
ここまで説明してきた感じでなんとなくご理解いただけたかと思いますが、KJ-55X8500Fがスペック的に一番バランスがいいんですよ。
※インチ数はお部屋に合わせて選んであげて下さい
インターネット放送も楽しめるし、映画やスポーツだって楽しめちゃう。
これが下のスペックだと正直物足りないし、上のスペックは「そこまではいらんだろー」って感じ。
値差を考えるとそこまで出す価値を感じないですね。
49インチでちょっと映像が綺麗なテレビと、55インチでそれよりは映像は劣るけど十分綺麗に楽しめるテレビが同じ値段だったら、どっちが欲しいのよって話です。
類似商品との違い
ソニーの中では比較しちゃったんで、あとは価格訴求力があるかで比較するくらいですかね。
それだとシャープがオススメです!
4Kでandoroidtv搭載という最低条件をクリアしています。
正直、最低限これだけあれば不便だなーって思うことはありませんからね。
値段的には3万円とかそれくらいの違いですけど、それでも結構大きいですから。
シャープのテレビの液晶は確かLGの物を使っていて質もいいですよ。
「それなりのものは欲しいけど、費用は抑えたい」って人にはコチラをおすすめします。
ブラビア(KJ-55X8500F)のスペック・発売日
簡単なスペック
※横にスクロールできます
画面サイズ | 55インチ |
---|---|
画素数 | 4K(3840×2160) |
チューナー数 | 地デジx2、BS・110度CSデジタルx2 |
消費電力 | 181W |
サイズ | 幅123.1 x 高さ77.6 x 奥行31.5cm |
重量 | 20kg |
発売時期
2018年 6月
こんな人にオススメ!
- 映画やスポーツなど、動きを滑らかな映像で観たい
- 色の表現やコントラストを楽しみたい
- 普通の映像でも4Kにアップコンバートされた綺麗な映像で楽しみたい
こんな人には向かない
- 少しでも安い値段で購入したい
- 地デジが観られればそれで良い
KJ-55X8500Fのクチコミ
NetflixやYouTubeやabemaのワンタッチボタンを使って、地デジと同じ感覚で直ぐに高画質の大画面を見る事が出来ます。チマチマスマホで見ていた物が簡単に綺麗にTVで観れるとやめられなくなりますね。Wi-FiとBlue toothを使ってネットやスピーカーやヘッドホンがケーブル無しで直ぐに使えるのも良いですね。amazon prime会員であれば、fire TVが無くてもamazon Videoアプリから4Kコンテンツをそのまま見る事が出来ます。
ソニー製品(65V型のA8F、X9000F、X8500F、)を、家電量販店で画質の差が出やすいといわれている映像で見比べてみました。さすがに有機ELテレビのA8Fは、素人目に見ても画質の違いが分かりました。しかしX9000F、X8500Fは65V型のサイズでしたが、違いが分かれど、どちらが綺麗かといわれると正直判断できませんでした。スペックからしてX9000Fの方が良いに決まっているのですが、感覚的には大差なく思えました。頭で理解するのと体験するのでは違いますね。X9000FとX8500Fで迷われている方は、是非店頭で見比べてみてください。
地上派とかはどうでも良かったんですがアプコンが効いててそっちの方もくっきりしますし、動画サイトアプリでの視聴も低速回線なので恩恵少ないかなと思ってたのがパソコンで見るより余程キレイに見られるようになったのは嬉しい誤算。(中略)最初は安いLGとかでお茶濁そうとしてたんですが値段なりのものはHDR入れた時の挙動にやはり問題あるようですし、高いと言ってもこの性能のものが10万程度ですからね。変に妥協しなくて良かったなと思いました。
amazon.co.jp – より引用
Top photo is : amazon.co.jp
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