元家電バイヤーが話題の家電についてホンネで語るコーナーです。
家電アドバイザーの資格を持っている僕がズバッと切り込んでいきますよ!
極め炊き(NP-ZS10)の特徴
- 圧力IH炊飯器でも安い価格帯
- 冷めても美味しいご飯が食べられる
- IHなので保温性能が高い
家電バイヤーからのコメント
お米を美味しく炊きたければ「圧力IH炊飯器」、今日はこれを覚えて帰ってください!
象印の圧力IH炊飯器「NP-ZS10」の紹介です。
なぜ圧力IH炊飯器がいいのか?
ポイントは2点あります。
- 圧力をかけて炊いたお米は甘みが強くなる
- 圧力をかけて炊いたお米は冷めても美味しい
要するに圧力をかけて炊くと美味しく炊けるんですw
このままだと雑すぎるので少し専門的な話をすると、お米は炊飯すると「アルファ化」といって美味しくて消化しやすいデンプンに変わります。
圧力をかけて炊くことによって、よりアルファ化される(美味しくなる)とイメージしていただければ分かりやすいかと思います。
そうして圧力をかけて炊くことで美味しくなったお米ですが、アルファ化されたお米は時間がたつと元のデンプンへ戻ろうとします。これをベータ化と言います。
冷めたご飯が硬くて美味しくないのはこのためですね。
圧力をかけて炊いたお米はこのベータ化を抑える効果があるんです。
なので、圧力をかけて炊くと冷めても美味しいというわけですね。弁当なんかにはピッタリ!
なんとなくお分かりいただけたでしょうか?
炊きたてだとそう違いが分からなくても、冷めた状態で比べるとハッキリと分かりますよ。
IH式なので保温性が高く、美味しいお米を長い時間楽しむことができるのが圧力IH炊飯器というわけです!
その中でも、安い価格帯なのがNP-ZS10。
高いものだと10万円とかしますからね。ああいったものは釜を拘っていたり、デザインを拘っていたり、正直「そこまで必要なのか?」と疑問符がつきますね~。
圧力で炊いていれば2万円の炊飯器であっても十分満足できますよ!
NP-ZS10とNP-ZD10との違いは色だけ
NP-SZ10の1つ前のモデルが「NP-ZD10」
もうひとつ前のモデルからよく売れていて人気があるのがこのシリーズです。
まぁ型番が変わっても結局マイナーチェンジなので、色など細かい部分が少し変わっているだけです。
なので、僕だったらより安い方を買いますね。
この場合だとNP-ZD10かな。
現行のモデルを買っても、性能はまるで違わないのに数千円高いお金を払うことになりますからね。
皆さんに損してほしくないので、注意して下さいよ!
NP-ZS10とNP-ZG10の違い
ちなみにこの二つの違いも色だけです。
ただNP-ZG10は限定品なのであまり見かけませんね。
極め炊き(NP-ZS10)のスペック・発売日
簡単なスペック
※横にスクロールできます
炊飯タイプ | 圧力IH |
---|---|
炊飯量 | 5.5合(1升:NP-ZS18) |
内釜 | 黒まる圧釜 |
消費電力 | 1240W |
サイズ | 幅25.5×奥行39×高さ21.5cm |
重量 | 5kg |
発売時期
2018年7月
こんな人にオススメ!
- 美味しいご飯を食べたいけど高い炊飯器は出が出ない
- 冷めても美味しいご飯が食べたい
- 長い時間保温しても美味しいご飯が食べたい
こんな人には向かない
- 圧力とか要らないから安い炊飯器で良い
NP-ZS10のクチコミ
14年使っていた釜が保温一日しておくとお米がびしょびしょになるようになってきたので買い換えを検討していた。アマゾンでこれを見つけた。価格も安いし即購入しました。二日で配達され夕ご飯を早速炊きました。昔の電気釜にくらべ一回り小さく軽くて奥さんも喜んでいた。
前モデルが6年くらい使って使えなくなったので買い替えました。上位機種に比べれば差があるのかもしれませんが、この価格なら十分な美味しさ、機能だと思います。
液晶も大きく見易く、使い方も簡単で、とても美味しいご飯が炊けます。もちろん保温しても美味しいですし、冷めても電子レンジで温めても美味しいと思いました。毎日使うものなので、購入してとても良かったです。
amazon.co.jp – より引用
Top photo is : amazon.co.jp
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