日本人といえば白米！
我々の食を支えてくれる、なくてはならない存在ですよね。
そんな日本人と関わりが深い「お米」
頻繁に食べるものだから、美味しく炊いて美味しく食べたいと思うのは当たり前。
そこで、分かっているようで分かっていない人が多いであろう美味しく炊ける炊飯器の選び方について今回は説明していきます！
そんなに難しい話はしないので、「炊飯器のタイプによってザックリとどう違うか」といった部分について理解していただけるようにお話しますね。
炊飯器を買い換える際や、新しく買う際の参考にして下さい。
そもそも10万円もする炊飯器なんて必要ない！
最初にトゲトゲしいことをいっちゃうと、最近当たり前に販売されている10万円を超えるような炊飯器があるじゃないですか？
あれ、正直言って「必要ありません」
完全にオーバースペックです。
「お金余っててツライわ～いっぱい使いたいわ～」って人は値段なんて気にせずに一番良いものを買えば良いと思いますが、なかなかそんな人はいませんよね。というかそんな人がいても家でお米を炊くのかっていうｗ
まぁ確かに美味しく炊ける工夫がされていて、「少しでも美味しいお米を食べてもらおう」ってメーカーの努力は伝わるんですよ。
でもですよ？
同じ圧力IHタイプで、3万円の炊飯器で炊いた味が10万円の炊飯器で炊いた時に「7万円の差」を感じることができるかと言われると、ないです。
例えばお肉だったら価格差があればハッキリと違いが分かるんですよ。スーパーで安売りされているお肉とA5ランクでお店で食べるお肉は、食べたらハッキリと違いが出ます。
でもお米ってそこまで味に変化をつけられるものでもないですからね。安い炊飯器で炊いても十分美味しいって思えちゃう。
なので、個人的には炊飯器にそこまで投資するくらいだったら「その差額で美味しい明太子でも買ってご飯に乗せる」方がよっぽどお米を活かせるし経済的だと思いますね。
炊飯器に出して良い値段は4万円程度！これ以上は必要ありません。
では「なぜ高い炊飯器が必要ないか？」の理由について次で説明します。
炊飯器は大きく分けて3種類ある
- マイコン式
- IH式
- 圧力IH式
マイコン式
1万円以下の安いヤツはだいたいコレ。
- メリットは安いこと
- デメリットは保温性能が低いこと
一人暮らしだとこのタイプを使用している人が多いんじゃないですかね。安いからｗ
値段に比例して釜の質も下がるので、お米を炊く能力としてはちょっと物足りないかなって感じ。
「米が炊ければ何でもいいんじゃー！」って人だとマイコン式で十分ですね。
IH式
炊飯器のボリュームゾーン。
- 手ごろな値段で美味しいお米が炊けて
- 保温能力も高いのがポイント
価格帯としては1～3万円程度ですかね。
一番多く使用されているのはIH式です。保温能力も高いし、値段も購入しやすい価格帯だし、釜の質もよくなり、IHで細かい火力調整ができるのでお米を美味しく炊くことができますよ。
正直、マイコン式と比べても炊き上がりだとそう差は感じられないのですが、しばらく保温しておくとハッキリと違いが分かります。
マイコン式は固くなったり黄色く変色しちゃいますからね。保温しておきたいならIH式を選ばれると良いですよ！
圧力IH式
お米のポテンシャルを引き出すには圧力IH。
- 冷めても美味しいご飯が炊けるけど
- 値段はちょっと高くついちゃうよ
お米に圧力をかけることで、デンプンの分解がより強く起こり甘みが増して美味しく炊けるのが圧力IH式の特徴。強く分解しているため、冷めても美味しいご飯が炊きあがります。
さすがにマイコン式と比べるとハッキリと味の違いが分かりますよ。
この圧力IH式の価格帯は3万円～といった感じ。さきほども触れたように上は10万円を越してきますね。
でも圧力IHであれば3万円のものでも十分美味しいのよ！
同じ圧力IH式でも高くなるのは釜の質であったり火力のかけ方などですが、僕が思うに「いらん付加価値をつけすぎ！」ということ。
炊飯器に限らずですよこれは。日本の人口が減っていく中で、成熟した家電市場で商品を売っていくにはどうにか付加価値を付けて商品の単価を上げていく必要がある。
炊飯器なんて数を売るものでもないから当然っちゃ当然の考えですね。
その結果、10万円オーバーという冷静に考えると「そこまで必要ないでしょ」っていう商品が生まれるわけです。どうですか？それでも買いたいと思いますか？
まぁどう感じるのは人それぞれなので、高い炊飯器で満足できているのであればそれを否定するつもりはありません。
ただ、「そこまでお金かけなくても十分美味しく炊けるよ」ってことを伝えたかったのです。
ということでオススメの炊飯器を6つ紹介
一人暮らしや単身赴任にはマイコン式
⇒象印 マイコン式炊飯器 3合｜安い一人暮らし用炊飯器｜NL-BB05
⇒安くて人気の炊飯器はコレだ！使用の際に注意するポイント｜RC-MA30
保温性能も求めたい人にはIH式
⇒美味しく炊けて保温能力が高い象印のIH式炊飯器｜NP-VZ10
⇒一人暮らしの炊飯器。お米を美味しく炊けるのはこれだ！｜SR-KT068
とにかく美味しく炊きたい人に圧力IH式
⇒美味しいお米は圧力IH方式のこの炊飯器で！｜NP-ZS10
⇒10万円もする炊飯器は要らない。圧力IHがポイント｜JPC-A102
この記事のまとめ
こういった家電製品って何でもそうですけど、よく分からないまま買っている人が多いんですよね。
みなさんのように自分で調べて購入する人はまだ良いんですよ。
家電量販店に行って、店員に言われるがままだと結構いらないスペックの商品を買わされがち。
お店としては売り上げが高い方が嬉しいですからね。
なので、せめて自分の記事を読んでくださった人には「自分に合った炊飯器」を選んで欲しいなと思って書きました。お米を美味しく食べたいとしても、「そんな高い炊飯器は要らん！」っていうことが今回のメインテーマでしたね。
高い方が良さそうって思っちゃうのは分かりますが、「なぜその値段なのか？」を理解した上で検討して下さいね。そこが自分で納得できる値段であればOKです。
あなたに合った炊飯器が見つかることをお祈りしていますよ！
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