レクサスの人気SUV「NX」
RXよりも手を出しやすい値段で購入できるNXですが、2018年の末にUXが登場したことによって「SUVに乗りたいけど、どの車種を選んだらいいの?どう違うの?」と迷う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、NXとRX/UX、そしてよく比較されるハリアーやCX-5との違いについてまとめてみました。
これまで30車種以上の違いや欠点について調査してきた僕が、あまり車に詳しくない人にも分かりやすく解説していきますよ。
少し長いですが、どこよりも深堀した内容なのでチェックしていって下さいね。
ブックマークして何度も読み返せるようにしておくことをオススメします。
※時間がない方は「目次」から気になるトピックにジャンプ!
▼この記事の内容
- レクサスNXとレクサスRX/UXの違い
- レクサスNXとハリアー、CX-5の違い
- NXのグレードごとの違い
- オススメのグレード
- レクサスNXの欠点
こちらも人気レクサスを値引きする裏技!お得に買うにはこの方法しかない
レクサスNXとレクサスUX、RXの違い
レクサスNXはバランスの取れたミドルクラスSUVで、手を出しやすい価格で購入できる
- レクサスNXは2.0LターボのミドルクラスSUV
- 442万円~と、手ごろな価格で購入できる
- RXでは「大きい、高すぎる」といった人に需要が高い
まずはレクサスNXの特徴を簡単に挙げてみました。
実はこのNX、2017年末のマイナーチェンジでマイナーチェンジとは思えないほどの大きな改変が行われたんですよ。
具体的には以下の3つが大きな変更点だったと感じています。
- 安全性能が格段に高まった
- フロントグリルがよりスタイリッシュに
- ナビが7インチから9インチに
これらのアップデートにより、他車と比較してもよりレクサスNXを選ぶ理由が高まりましたね。
旧型NXから新型NXへの乗り換えも多かったと聞くほどです。
そんなNXとレクサスSUV同士を比較する際の違いについて見ていきましょう。
レクサスNXとそれぞれの違いを比較
レクサスNXとレクサスRXの違いをサクッと説明
- 車体は明らかにRXの方が大きい(特に横幅)
- 同じグレードで比較すると約100万円の差が出る
- 燃費はNXの方が若干良い
- RXのハイブリッドはめちゃくちゃ走る(でも高い)
※2WDで比較 | レクサスNX300(ノーマル) | レクサスRX300(ノーマル) |
---|---|---|
価格 | 4,425,055円 | 4,972,000円 |
排気量 | 1.998L(2.0L) | 1.998L(2.0L) |
燃費(JC08モード) | 13.0km/L | 11.8km/L |
サイズ(mm) | 全長:4,640 全幅:1,845 全高:1,645 ホイールベース:2,660 | 全長:4,890 全幅:1,895 全高:1,710 ホイールベース:2,790 |
NXとRXを比較する際に特に注意したいのは「車体の大きさ」と「価格」
というのもRXは横幅が1,895mmとNXと比べて5cmも大きいんですよね。
この5cmがキモで、マンションや自宅の駐車場、また出かけた際の駐車場に停車する際に不便を感じる大きさなんですよ。
僕は実際にこの大きさがネックになってRXを諦めましたからね。
「駐車はできるけど、車から降りられない」みたいな状況になっちゃうわけです。
駐車に自信のない方が乗る場合もRXは避けた方がいいでしょうね。
レクサスRXはハイブリッドがオススメだけど値段は高い
RXの方がNXと比べて高いのは誰が見ても分かるんですけど、RXって価格を気にして購入する車じゃないということをお伝えしておきます。
というのも、ガソリン車にするのであればNXでスペックは十分だし、極端に言っちゃうと排気量も同じなので「RXは、ただ大きくて高いだけのNX」って感じなんですよ。
運転のしやすさとかメリットも色々あるんですけどね。
そうすると走るためのハイブリッドであるRX450hをオススメしたいんですけど、これがまた約600万円~となかなか愉快なお値段なわけですよ。
どれだけオプションを最適化しても最低でも乗り出し価格が700万円は超えますからね。
ですので、「そんなの高くて買えないわ!」って人は、RXはやめてNXにしておけばいいんじゃないかなってのが持論です。
まとめると上記のような形で選び分けてあげるのが良いですね。
RX自体はめちゃくちゃ良い車なんですけど、大衆的ではないということをご認識下さい。
レクサスNXとレクサスUXの違いをサクッと説明
- 車体の大きさはさほど差がない
- 燃費はUXの方がNXよりも良い
- 価格はUXが390万円~、NXが442万円~
- NXはターボ搭載で走りがパワフル
- UXはウインカーが流れない
※2WDで比較 | レクサスNX300(“I package”) | レクサスUX200(“version C”) |
---|---|---|
価格 | 4,604,727円 | 4,140,000円 |
排気量 | 1.998L(2.0L) | 1.986(2.0L) |
燃費(JC08モード) | 13.0km/L | 17.2km/L |
サイズ(mm) | 全長:4,640 全幅:1,845 全高:1,645 ホイールベース:2,660 | 全長:4,495 全幅:1,840 全高:1,540 ホイールベース:2,640 |
コスパよくレクサスのSUV車に乗れるのがUX
単純な車体価格を比較すると50万円ほどの差があるレクサスNXとUX。
されにUXに関しては燃費も4km/LほどNXよりも良いので、コスト面で考えるとNXよりも気軽に手を出せるのがレクサスUXです。
UXはハイブリッドだと 27.0km/Lとさらに燃費がハネあがりますからね。
(ハイブリッドを選ぶかは置いておいて)
ただ、見た目の大きさもさほど変わらないのでパッと見で違いが分からないNXとUXですが、中身で比較すると結構違いがあるんですよ。
走りや質感を見るとNXの方が明らかに良い
NXの方が燃費が悪いと説明しましたが、燃費が悪い理由はNXがターボエンジンを搭載しているから。
燃費と引き換えにモリモリと走るわけですよNXは。
しっかりと走りたい人や、長距離や高速道路の移動が多い人にとってはUXの走りではちょっと物足りなさを感じると思います。
また、内装の質感や快適性に関してもUXは少しレベルが落ちる感じ。
大きさのはさほど違わないと言ったものの、元々そんなに広くはないNXよりもさらに小さくなるUXは、やはり快適性や使い勝手を考えるとちょっと不便さを感じることがありますね。
まとめるとこのような感じ。
UXはUXで良いところがあるので、それぞれの特徴が自分に合っているか考えて判断して下さいね。
NXはバランスの良いスペックでレクサスSUVの中でも特にオススメ!
心理的に中間は選びやすいということもありますが、そういったことを抜きにしてもレクサスNXのスペックはバランスが良くてオススメだと言えます。
街乗りにも十分だし、長距離移動にも不便さを感じない能力と質がありますからね。
後ほど紹介しますが、NX300(ガソリン/2WD)の“I package”というグレードを選択してオプションを最適化すれば、乗り出し500万円ちょっとで購入することができますからね。
価格を考えてもバランスが良いと言えるでしょう!
そんなレクサスNXを値引きお得に購入する方法を書いた記事があるので、気になる方はあわせてお読みください。
胡散臭いフレーズですが、誰にでも簡単に実践できる方法で、むしろ知らないと確実に損をするので気になる方はチェックしてみて下さいね!
レクサスNXと「トヨタハリアー、マツダCX-5、BMW X3」の違いを徹底解説
ハリアーとCX-5に比べて、レクサスNXはここが良い
- 質感の高さは比べ物にならない
- 単純な車の比較だけでなく、レクサスはサービスの質も高い
- 乗り心地、快適性、静穏性はピカイチ
まとめると「質」が高いで終わっちゃうんですけど、冗談を抜きにしてレクサスの質の高さは自信を持って良いと言えるポイント。
装備の質、サービスの質、走行性能の質、どれをとっても素晴らしいんですよね~
外観も内装の見た目の部分で手を抜いていないのはもちろん、それぞれの部品の質も高くて故障率の低さはダントツ。
またSUVとは思えぬ乗り心地の良さ&快適性で、窓を閉めると外の音が全然聞こえなくなるほどの静穏性の高さも素晴らしいんです。
さらにサービスの質も高いときたら、敵いませんよね。
サービスの質と言うと接客の良さはもちろん、メンテナンスをはじめ、ナビの設定からホテルやレストランの予約まで行ってくれるなど、コンシェルジュのような対応をしてくれる神対応。
これらはレクサスオーナーであれば共通で受けられるサービスですが、さすがに他のメーカーと比べて質が高いを言わざるを得ませんよね。
次に具体的な車種同士の違いについて比較していきます。
レクサスNXとトヨタ ハリアーの違いを比較
※2WDで比較 | レクサス NX300 (“I package”) | トヨタ ハリアー (PREMIUM ターボ) |
---|---|---|
価格 | 4,604,727円 | 3,519,720円 |
排気量 | 1.998L(2.0L) | 1.998L(2.0L) |
燃費(JC08モード) | 13.0km/L | 13.0km/L |
サイズ(mm) | 全長:4,640 全幅:1,845 全高:1,645 ホイールベース:2,660 | 全長:4,725 全幅:1,835 全高:1,690 ホイールベース:2,660 |
- ハリアーはターボ非搭載車も選択が可能
- ベースが同じなので基本的な部分は似ている
- お買い得感で考えるとハリアーに軍配
- 装備は間違いなくレクサスNXが上
- 違いが出るのはそれぞれの質の部分
NXのマイナーチェンジ前に不満として挙がっていた安全装備の物足りなさやナビの小ささはしっかりと改善され、より差別化がはかられた両者。
コスト面を重要視するのであればハリアーを選んだ方が良いし、質を重要視するのであればレクサスを選べば間違いありません。
そもそもNXとハリアーはベースが同じなのでよく比較されますが、この二つに関してはヨコではなくタテの比較になるので答えが出しやすいと思うんですよね。
ハッキリ言えるのは、「レクサスNXを購入できる余裕があるのであれば、確実にNXを選んだ方が良い」ということ。
それだけお金を出す価値がある車だと思うし、乗った人、オーナーになった人にしか分からない良さがあるんですよレクサスには。
その上で気に入らなければ仕方ありませんが、その経験は決して無駄にはなりませんからね。
ハリアーを選ぶのであれば・・・
資金に余裕がなければハリアーを選んだ方が良いですよ。
無理して良い車に乗ってもいいことがありませんから。
ただ一番やっちゃダメなのは、燃費が良いから・・・とか言ってハリアーのハイブリッド車を選ぶことですよ。
確かにランニングコストは下がるかもしれませんが、結局最終的に払う金額としては高くつくだけですからね。
ハイブリッドにしてオプションを盛り盛りにしたら「もうちょっと頑張ればNXを買えるじゃん」ってことになりかねない。
個人的にはターボも燃費が悪くなって初期投資もかかるので、ハリアーに乗るのであればターボなしのガソリン車が一番賢い選択だと思っています。
▼NXとハリアーの違いまとめ
レクサスNXとマツダCX-5の違いを比較
※2WDで比較 | レクサスNX300 (“I package”) | マツダ CX-5 20S PROACTIVE |
---|---|---|
価格 | 4,604,727円 | 2,802,600円~ |
排気量 | 1.998L(2.0L) | 1.997L(2.0L) |
燃費(JC08モード) | 13.0km/L | 16.0km/L |
サイズ(mm) | 全長:4,640 全幅:1,845 全高:1,645 ホイールベース:2,660 | 全長:4,545 全幅:1,840 全高:1,690 ホイールベース: 2,700 |
- CX-5を選ぶのであればディーゼルエンジンが吉
- 外観は両者ともシンプルだが、CX-5は値段の割にクオリティが高い
- 内装の質や快適性は当然NXの方が高い
- 安全性能や走行性能もNXの方が上
ハリアーと同じような話になってしまいますが、こちらもタテの比較になるので比較としてはシンプルな感じになります。
無理せず買えるのであればレクサスNXを買っちゃおうよと。
反対にCX-5を選ぶのであればディーゼルにしてマツダの良いところを存分に味わいたいですね。
燃費を考えてハイブリッドを選ぶのは安直ですが、このディーゼルエンジンは軽油がエコだし、走りも良くなるし、ちょっとだけ値段は高くなるけど良いことだらけ。
CX-5はタイヤも19インチだし、見た目は値段以上のクオリティを感じますよ。
ただ、内装に関しては妥協せざるを得ませんね。
質を考えるとレクサスNXの方が圧倒的なので、この2つは比較するまでもないと思っています。
▼NXとCX-5の違いまとめ
レクサスNXとBMW X3の違いを比較
※2WDで比較 | レクサスNX300 (“I package”) | BMW X3 (xDrive20i) |
---|---|---|
価格 | 4,604,727円 | 6,570,000円 |
排気量 | 1.998L(2.0L) | 1.998L(2.0L) |
燃費(JC08モード) | 13.0km/L | 13.5km/L |
サイズ(mm) | 全長:4,640 全幅:1,845 全高:1,645 ホイールベース:2,660 | 全長:4,720 全幅:1,890 全高:1,675 ホイールベース:2,660 |
- BMW X3のサイズはRXクラスでNXより大きい
- 価格は値引きを加味してもBMW X3の方が高い
- BMW X3は全グレードが4輪駆動
- NXにはハイブリッド、X3にはディーゼルの設定がある
値引きを加味してもBMW X3の値段が高く、大きさもNXより一回り大きいですね。
特に横幅4.5cmの違いは体感できるレベルで違うのではないでしょうか。
RXと比較してもタメをはるようなスペックですね。
その他の違いとしてはレクサスNXが2WD/4WDと選べるのに対して、BMW X3は4WDのみの選択肢といったところでしょうか。
エンジンに関してはどちらも直列4気筒ターボなので、排気量2.0Lとはいえ走りに関しては申し分ないですね。
そして燃費も似たような数字なので、基本的なスペックに関しては良く似た車だと言えます。
ただ、BMW X3に関してはディーゼルエンジンの設定があるので、実際に購入するとなるとディーゼルを選びたくなってしまいますね。
あのちょっとうるさめのエンジン音はたまらないし、燃費がよくて良く走りますからねディーゼルは。
ハイブリッドみたいにバッテリーが悪くなることもないし。
ただ、売るときを考えると外車の価格下落は大きいので、資産価値を保ちたいタイプの方はレクサスを選んだ方が間違いないでしょうか。
ランニングコストを考えてもレクサスの方がパフォーマンスはいいでしょうね。
▼NXとX3の違いまとめ
レクサスNXに欠点はあるのか?
- 燃費はお世辞にも良いとは言えない
- 荷物はあまり乗せられない
デメリットとして挙げられるのはこの程度。
レクサスNXの実燃費は約9km/L程度ですが、そもそもレクサス車に燃費を求める時点で間違っているんですよ。
燃費はレクサス車全体でも見ても良くないし、ガソリンはハイオクなので高いですが、燃費を気にするならそもそもレクサスは検討外でしょって思うんですよね。
かといってハイブリッドを選択するのは1ミリもお得じゃないので注意して下さいね。
もう一つ、NXのラゲッジルームはあまり荷物が乗りません。
ゴルフバッグで言うと、平置きで2つと斜めにすれば上に1つ乗る程度。
ガッツリ荷物を載せようと思っても無理なので、その点は注意が必要ですよ。
しかし欠点として感じるのはこの程度で、人によっては他の部分で不満を感じることもあるかもしれませんが、全体的に平均点以上の優等生なのがレクサスNXです!
車も人も、良い部分をピックアップして見てあげたいですね。
レクサスNXが合う人、合わない人
欠点から考えるとこういう人には合っている
- 多くの荷物を載せることがない
もう欠点をそのまんま裏返しただけなんですけど、荷室の広さを求めないのであれば特にレクサスNXが合っていると言えるでしょう。
反対にレクサスのSUV車で広さを求めたいのであればRXを選んであげた方がいいです。
ただ、広くないと言っても普通に買い物して荷物を積む分には不便しませんけどね。
それと、スペアタイヤを搭載しないのであればラゲッジルームの下のアンダーボックスまで活用できますが、この部分も結構な広さがあるので有効活用できますよ。
大きめのスーツケースが入るくらいの広さはありますかね。
狭いとまでは言わないけど広くもないってくらいでご認識下さい。
欠点から考えるとこういう人には合っていない
- コストを最優先したい人
コスト面を大事にするのであればレクサスNXは合っていないですね。
レクサスのSUVで検討しているのであればUXを選びましょう。
まぁレクサス自体はディーラーで購入すれば維持費のかからない車なんですけどね。
新車であれば車検までの3年間、点検などのメンテナンスが無料だし、洗車も無料で行ってくれる店舗が多いですから。
それでいて故障率はダントツで低いので、維持費も含めたコストで考えるとそう悪いとは感じませんよ。
レクサスNXのグレードごとの違いは?どのグレードがお得?
「レクサスNX」グレード別価格表 | ||
---|---|---|
グレード | 価格 | 燃費(JC08モード) |
NX300 | 4,425,055円 | 13.0km/L |
NX300 “I package” | 4,604,727円 | 13.0km/L |
NX300 “F SPORT” | 5,084,837円 | 13.0km/L |
NX300 “version L” | 5,084,837円 | 13.0km/L |
NX300h | 5,057,345円 | 21.0km/L |
NX300h “I package” | 5,237,018円 | 21.0km/L |
NX300h “F SPORT” | 5,717,127円 | 21.0km/L |
NX300h “version L” | 5,717,127円 | 21.0km/L |
※4WDは全グレード+260,182円
レクサスNXのオススメグレードは「NX300 “I package”」
- NXをお得に購入できるのは「NX300 “I package”」
- 予算に余裕があれば「NX300 “F SPORT”/“version L”」も検討の余地あり
「お得」といった観点から見ると、一番オススメのグレードはNX300の“I package”です。
何もついていないノーマルグレードだと装備が物足りないし、その上のグレードになると価格が50万円近く高くなるからといった理由。
ただ、予算に余裕があるのであればNX300の“F SPORT”か“version L”を選択するのがレクサスの魅力を一番享受できることは間違いありません。
ざっくりと、見た目が気に入って走行性能を求めたいのであれば“F SPORT”、装備に質を求めたいのであれば“version L”といった形で選び分けてあげて下さい。
それぞれのグレードの違いについて詳しく説明していきますね。
NX300の「“I package”」と「“F SPORT”」の違い
- 見た目ではグリルとアルミホイールのデザインが違う
- “F SPORT”は名前の通りスポーティなデザイン&装備
- “I package”はバランスの良い装備のグレード
レクサスNX300 グレードごとの違い 比較表 | ||
---|---|---|
“I package” | “F SPORT” | |
フロントグリル | ー | F SPORT”専用スピンドルグリル |
サスペンション | ー | パフォーマンスダンパー NAVI・AI-AVS |
タイヤ&ホイール | 17インチ アルミホイール | 18インチ F SPORT”専用アルミホイール |
ヘッドライト | 三眼フルLEDヘッドランプ | LEDヘッドランプ |
ドライブモード セレクトスイッチ | Eco / Normal / Sport | Eco / Normal / Sport S / Sport S+ / Custom |
シフト・ペダル | 本革ステアリング&本革シフトノブ | “F SPORT”専用 ディンプル本革ステアリング &本革シフトノブ アルミ製スポーツペダル&フットレスト |
シート | L texシート 運転席・助手席ヒーター付 | “F SPORT”専用本革スポーツシート 運転席・助手席ベンチレーション機能・ヒーター付 |
ラゲージルーム | パワーバックドア | ハンズフリーパワーバックドア |
全ては挙げませんでしたが、大きな違いがあるのが上記の表の部分。
重要な違いについては赤文字にしました。
まずサスペンション
「NAVI・AI-AVS」ですが、こちらは“F SPORT”にのみ標準装備されており、簡単に言うと「乗り心地が快適になり固さがなくなる」と思っていただければ相違ありません。
このNAVI・AI-AVSは”F SPORT”以外のグレードですと“version L”にのみオプションで付けることができます。つまり“I package”には装備できません。
次に重要なのがヘッドライト
THEレクサスといった三眼フルLEDヘッドランプが“I package”には標準装備されていますが、”F SPORT”には標準装備されていません。”F SPORT”は単眼なんです。
この三眼LEDは見た目だけではなく、「アダプティブハイビームシステム[AHS]」と言って、先行車や対向車がいても光源を調整して眩しくなくしてくれるのでハイビームが使用可能になる機能が搭載されているので付けておきたい装備の一つ。
さらにシートにも注目
「ベンチレーション機能」も忘れてはいけない装備の一つで、シートの穴から風がでてきて涼しいので夏は重宝します。
革シートは蒸れますからね。
このベンチレーションは後付けできないので、希望するのであればグレードを上げるしかありません。
”F SPORT”か“version L”にのみ装備さていますよ。
ちなみに“I package”の「L texシート」は合皮で、”F SPORT”は本革です。
L texシートも十分な質感がありますが、本革にこだわりたい人はチェックしておくポイントですね。
ラゲージルーム
「ハンズフリーパワーバックドア」は、足を車の下にあるセンサーにかざして車のバックドアが開けられる機能。
「あれば便利だな」って思いますが、必須かと聞かれるとそうでもない装備ですね。
こちらは後付けできないオプションで、”F SPORT”と“version L”にのみ装備さていますよ。
「“I package”」と「“F SPORT”」の違いまとめ
「NAVI・AI-AVS」、「ベンチレーション」、「ハンズフリーパワーバックドア」を必要とするのであれば“F SPORT”を選んぶしかありません。
ただ、どれもなくてもそう違いを感じて不便に思うことはない装備だと思います。
さらに“F SPORT”の場合はヘッドライトを三眼にする場合に+13万円ほどの費用が加わるので、価格差が60万円ほど広がりますね。
ですので、上記の装備に60万円の価値を感じるかが選ぶ際のポイントとなってきますよ。
NX300の「“I package”」と「“version L”」の違い
- 見た目はほぼ同じで、”version L”には専用のホイールが装備
- ”version L”は“I package”にラッグジュアリーな装備を施したグレード
レクサスNX300 グレードごとの違い 比較表 | ||
---|---|---|
“I package” | “version L” | |
タイヤ&ホイール | 17インチ アルミホイール | 18インチ アルミホイール |
シート | ・L texシート 運転席・助手席ヒーター付 | ・本革シート 運転席・助手席ベンチレーション機能 前後席ヒーター付 ・後席6:4分割可倒式シート (電動リクライニング&電動格納機能付) |
ラゲージルーム | パワーバックドア | ハンズフリーパワーバックドア |
アクセサリー コンセント | オプション | AC100V・100W / センターコンソール後部 |
“F SPORT”と比べると違いはシンプル。
特にシートに関する違いが大きいですね。
“version L”はラグジュアリーグレードなので、装備が充実しているのが特徴です。
詳しく見ていきましょう。
本革シート&後席ヒーター機能
“version L”はシートが本革になり、さらにベンチレーション機能と後ろの座席にもヒーター機能が付くのがポイント。
家族でのお出かけが多いような方だと冬場は重宝しますね。後席は温まりにくいですから。
また、“F SPORT”同様に運転席&助手席には「ベンチレーション機能」が付いているのがポイント。
あるに越したことはない機能です!
ハンズフリーパワーバックドア
こちらも“F SPORT”と同様に標準装備されています。
一見便利そうなんですけどディーラーの営業マンいわく、「便利そうだけど使う機会はほとんどないですよ~」って言っていました。
繰り返しになりますが、後付けできないので注意して下さいね。
「“I package”」と「“version L”」の違いまとめ
基本的に「内装の質感と装備」が充実している“version L”。
“I package”に足りない装備を付けたとして、値差は45万円ほどですかね。
「本革シート」や、「後席ヒーター」、「ベンチレーション」といった機能を付けたいのであれば“version L”にする他はありませんよ。
“F SPORT”が走りに特化したグレードだとすれば、“version L”は快適性に特化したグレードといった感じでしょうか。
そして“I package”はお得にレクサスNXを手に入れることができるグレードですね。
“I package”で十分レクサスの魅力を味わえるとは思いますが、それぞれこだわるポイントは違うと思うので自分に合ったグレードを見つけてあげて下さいね。
レクサスNXの必須オプションはコレ
- 18タイヤ&アルミホイール
- ムーンルーフ
- アクセサリーコンセント(センターコンソール後部)※
- IR(赤外線)カットフィルム※
- フロアマット(タイプA)
- ラゲージマット※
- コーティング※
- パーキングサポートブレーキ(静止物)[PKSB]
- ブラインドスポットモニター[BSM]
+リヤクロストラフィックアラート[RCTA]※
“I package”グレードをベースに、必須オプション(と、あれば嬉しいオプション)をまとめました!
特筆すべきオプションについて解説していきます。
18タイヤ&アルミホイール
“I package”の標準タイヤは17インチなんですけど、4万円足らずで18インチのアルミホイールにできるので確実に付けた方がお得ですよ。
見た目にボリュームが出てかっこいいです。
ムーンルーフ
サンルーフに関しては、手放すときに高くなるので確実に付けておきたいオプション。
具体的に言うと、「10万円で付けられて、売るときにサンルーフがあれば20万円高くなる」といったイメージ。
一切使うことはないんですけど、とりあえず付けておけば間違いありません!
パーキングサポートブレーキ(静止物)[PKSB]
安全装備で言うと、パーキングサポートブレーキは必須。
静止物にぶつかりそうになった際にブレーキをかけてくれます。
完璧にぶつからなくなるというわけではありませんが、約3万円で車を守れると考えると安いものですね。
安全装備に置いては同様の機能で、「ブラインドスポットモニター[BSM]+リヤクロストラフィックアラート[RCTA]」と言って、簡単に言うと死角にいる車を検知して知らせてくれる装備もオプションで付けられます。
より安全性に配慮したければ付けておくべきオプションですが、約6.5万円の費用がかかる点と相談していただければと思いますよ。
なくて困ることはありませんからね。
その他の※を付けたオプションについてはあると便利(快適)なオプションなので、予算にシビアでなければ付けていただきたい装備です。
細かい部分に関してはディーラーで言えば対応してくれるので、相談していただければと思います。
例えば後部座席とリアガラスにスモークをかけたければ、「濃いめのスモークフィルムを貼っておいて下さい」って言えばやってくれますよ!
もちろんプラスの料金はかかりますけどね。
以上がオプションについての解説。
レクサスと言えども営業マンに任せっきりにはせず、必要なオプションとそうでないオプションはご自分で判断して決めてあげて下さいね。
実は車を購入する時に損をしていた。レクサスNXを買う時に損をしない方法
ところで、皆さんは車を購入する時にどこで買われますか?
大抵がメーカーのディーラーですよね。特にレクサスは新車/中古車(CPO)に限らず、ディーラーで購入してこそ価値がある車です。
そこで気を付けていただきたいのがディーラーの営業マンとのやり取り。
営業マンって人当たりは良いですけど、そうは言っても向こうも商売。
必要のないオプションを付けさせられて損をしていたり、見当違いなグレードを選ばされたり、足元を見られがちなんですよね。
「あっ、この人は知識がないから多少ふっかけても大丈夫だな・・・」ってな具合で。
そうやって何も知らずに損をしない方法を次の記事でまとめました。
それと同時に、あの値引きしないと有名なレクサスを値引きして購入する方法も大公開しています。
値引きしてお得に購入できるのに、その方法を知らないだけで損をしているんですよ。
その結果、「何も知らなくて20万円以上もの金額を損していた・・・。」なんてことになって後悔しないためにも、しっかりとチェックしておいて下さいね。
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