新型デイズはどう変わった?旧型との違いや欠点を詳しく解説

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2019年3月にフルモデルチェンジされた日産「新型デイズ」

この記事では新型デイズを気になっている方に向けて、以下のことを分かりやすく解説していきます。

  • 新型デイズと旧型デイズの違い
  • 新型デイズとライバル車との違い
  • グレードごとの違い
  • この人にはこのグレードがオススメ
  • 新型デイズの欠点

 

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 旧型デイズと新型デイズの違いは

新型デイズと旧型デイズの違い

  • 数値以上に走行性能がアップ
  • 安全性能装備が充実
  • 軽自動車では初となる「プロパイロット」搭載
  • 車体の大きさは高さが2cmアップ
  • 見た目に高級感が出た
  • ハイウェイスターのみ新たに4タイプの2トーンカラーが設定

新型デイズと旧型デイズで大きく変わった部分は以上の点。
大きく変わった点は「安全性能の充実」「プロパイロット搭載」といった部分ですね。

 

ここが変わった新型デイズ!

走行性能や安全性能の進化が旧型との大きな違い

新型デイズはエンジンやギアなど全て新開発する力の入れ具合。
軽自動車特有のモッサリした部分が改善され、不満の多かった立ち上がりや加速の部分で数値以上に走行性能がアップしている印象があります。

また、安全性能では衝突防止や踏み間違い防止のための「警報と自動ブレーキ」といった先進技術が標準装備されていて、安全面で不安のある軽自動車には安心できる充実ぶり。

人身事故は勿論ですが、物損事故の可能性を下げられるのは大きく評価できるポイントですね。
例え安全性能がアップして金額が高くなるとしても、そこにはお金をかけるべきですよ!

 

軽自動車では初となる「プロパイロット」搭載

旧型との違いというよりは、軽自動車全体との大きな違いになる「プロパイロット」機能の搭載。
プロパイロットとは簡単に言うと自動運転のことで、高速道路などの長距離運転や渋滞の際に活躍する機能です。

まぁこの機能は使う人を選ぶし、僕自身も自動追尾などが搭載されている車に乗っていて高速道路をよく利用するものの、利用するのは稀ですからね。

ただ、自動運転の機能というのはこれから精度が上がっていくのは間違いないし、デイズに搭載されたということを皮切りに他のメーカーも動いてくることは間違いないですよ。

このプロパイロット機能は、プロパイロット+αの機能が搭載されたプロパイロットエディションといったグレードに装備されています。
グレードの話はややこしいので後で説明しますね。

 

車体の大きさや見た目の違い

次に車体の大きさに関しては、全長339.5×全幅147.5×全高164.0(4WDは166.0)cmということで旧型から高さが2.0cmアップしただけ。
数字で見ると変化がないように思えますが、後ろの荷室スペースに関しては旧型よりも+13.5cmの奥行きを実現していて、クラスナンバーワンの広さを誇るのがデイズの特徴ですね!

軽自動車でも荷物が多く積めるのはありがたい。

 

また、デザイン面に関してはハイウェイスターのみ新たに4タイプの2トーンカラーが設定されました。
ツートンカラーは近ごろ流行っていますが、これはもう好みの範疇ですからね。

ツートン人気自体はしばらくしたら落ち着くと思いますが、気になる組み合わせがあれば選んでいただければと思います。
手放すときの値段にはマイナスに響きそうですが・・・。

 

さらに、個人的に「めちゃくちゃ良くなったな!」と思う部分はエクステリア!
外観ですね。シュッとしたデザインで安っぽさがなくなり、高級感すら感じるような見た目。

軽自動車であれオシャレに乗りたいですからね。オリンピックナンバーにすればもう軽自動車に見えないんじゃないですか?

特にハイウェイスターモデルに関しては、ヘッドランプにLEDが採用されてスポーティーでシャープなデザインになっていてカッコイイと思いますよ。

 

安全装備、走行性能を考えると新型デイズは買い!

ここまで説明してきた旧型と新型デイズとの違いを考えると、安全装備や走行性能といた基本的な部分での進化が魅力で、自信を持って「買い!」と言える車であることは間違いありません。

あとは細かい性能面はもちろん良いんですけど、「デイズは日産がかなり力を入れて作ってきた車」といった部分が評価できますね。
本気でフルモデルチェンジをしてきた車を買わなくて何を買うんだよって話です(笑)

ただ、グレードやオプションンに関してはしっかり考えないと軽自動車にしては高くついてしまうことが目に見えているので、そこについては後ほど詳しく説明しますね。

 

デイズと「ワゴンR、ムーブ、N-WGN」との違いを比較

デイズはトータルバランスが良く、特に安全性能とデザインがライバル車と比べて優秀

  • スズキ「ワゴンR」
  • ダイハツ「ムーブ」
  • ホンダ「N-WGN」

この辺りのライバル車種と比較すると、「安全性能」「デザイン」の面で大きな違いがあり、デイズが特に優秀だと言えます。

ワゴンRやムーブと比較すると燃費面では劣りますが、決してデイズも大きな違いはなく、街乗りでも20km/L前後の燃費を実現。
また、内装のデザインや快適性に関してもデイズが一つ飛び抜けている印象で、9インチのナビであったり室内の広さだったりは特に評価されているポイントです。

 

・安全性能/外観を最優先するなら・・・日産「デイズ」
・価格を最優先するなら・・・スズキ「ワゴンR」
・燃費を最優先するなら・・・ダイハツ「ムーブ」

・走行性能を優先するなら・・・ホンダ「N-WGN」

それぞれの特徴をまとめました。

ここで挙げた3車種が比較対象にしやすいので、いずれかを商談の時にぶつける対象にすると話がうまく進みますよ。
実際に迷われている方もいると思いますし、デイズに決めている場合でも比較対象とする当て馬を用意しておくことでディーラーに本気度が伝わりますからね。

 

日産「デイズ」とそれぞれの車種の違いを簡単に解説

日産「デイズ」とスズキ「ワゴンR」の違い

日産デイズとスズキワゴンRの違い

ハッキリ違うのは価格面。ワゴンRは単純な価格で比較すると「安い」ですね。
ただ、外観や内装を見ると違いが明確で、デイズの方がワゴンRよりも優れていると言えます。

 

日産「デイズ」とダイハツ「ムーブ」の違い

日産デイズとダイハツムーブの違い

デイズは決して安くはないんですけど、ムーブはここまで紹介した車種の中では高いといった違いがあります。
また、外観や内装も違いがハッキリしていて、デイズの方がムーブよりも優位ですね。

その他の違いを見ると、ムーブが優れているのは燃費くらいですかね。
燃費が良くても価格が高いと厳しいですね・・・。

 

日産「デイズ」とホンダ「N-WGN」の違い

日産デイズとホンダN-WGNの違い

大きく違うのは外観ですね。N-WGNは悪く言うと特徴がなくてボテッとしたデザインな印象です。

逆にN-WGNは走行性能が優れていると言えるでしょう。
デイズも走行性能は十分に担保されていますけどね。

 

eKワゴン/クロスは兄弟車で、ざっくり言うとデイズとはデザインが違う

日産デイズと三菱ekクロスの違い

あえて別で書きますが、デイズとekワゴン/クロスの2モデルは日産自動車と三菱自動車の合弁会社が開発した兄弟車!

デイズとekワゴン/クロスでは細かい部分の違いがありますが、大きな部分ではエクステリアのデザイン面の違いが大きいですね。
デイズの方がまとまったデザインで、ekワゴン/クロスの方が特徴があるデザインになっています。

特にekクロスが目を惹くデザインになっていますね。三菱はekクロスの方を売り出したいようです。
個人的にはデイズの方がまとまったデザインで好みですけどね~

また、モデルごとの違いに関しては、デイズのノーマルモデルがekワゴンと同等で、デイスのハイウェイスターがekクロスと同様の仕様。
同グレードで価格を比較するとデイズの方が安いので、やはりトータルで考えるとデイズをオススメしますよ!

 

新型デイズに欠点はあるのか?

  • 相対的に見ると高めの価格設定
  • 燃費のカタログ値と実数値の乖離が大きい

さすが力を入れてフルモデルチェンジしてきただけあって、前モデルでネガティブだった部分は大きく改善されています!
特に内装や走行性能と乗り心地に関して満足できるレベルに進化していますね。

ただ、相変わらず価格に関してはライバル車と比べても高めの設定なので、その部分で評価が変われるところですね。
細かいところで見ると相変わらずナビが高めの価格設定ですが、9インチ大画面に進化したことで価格の不満を払拭している印象。

軽自動車で9インチって贅沢な気もしますが、このおかげで純正ナビにする価値が高まりました。

 

また、燃費に関しても相変わらずカタログ値と実数値の乖離が大きいのですが、そもそもの燃費を向上させたことで欠点だった部分を補ってきたのではないでしょうか。
それにしても偽装問題で何か学んだのかな・・・といった疑問は残りますが(笑)

またやっちゃわないように気を付けつつ、良い車つくりに取り組んでいただきたい次第ですね。

まぁトータルで見ると致命的な欠点もなく、外観や内装をはじめとした総合的な評価としては高いので、満足していただける車に仕上がっていると言えるでしょう。

 

欠点から考えるとこういう人には合っている

  • 価格よりも総合的な性能を重視したい
  • 外観や内装などの見た目も大事にしたい

価格面に関しては性能がいいから高いと考えると納得がいくし、多少値段をかけてでも外観や内装が気に入るかどうかの方が大切だと思う人にはデイズは合っていますね。
総合的に欠点が少ない車なので、多くの方に気に入っていただけると思います。

 

欠点から考えるとこういう人には合っていない

  • 価格最優先
  • 燃費最優先

こういった人には合っていないですね。
決して悪い数値ではないものの、他の車種も視野に入れた方が良いでしょう。

 

新型デイズのグレードごとの違い

「日産 新型デイズ」グレード別価格表
S1,273,320円
X1,325,160円
ハイウェイスターX1,469,880円
ハイウェイスターX プロパイロットエディション1,567,080円
ハイウェイスターGターボ1,549,800円
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション1,647,000円
ボレロ1,411,560円

※4WDは+131,760円(全グレード)

オススメグレードは「X」か「ハイウェイスターGターボ」

  • 街乗りで日常的な用途がメインの人は「X」
  • 長距離移動や高速道路の利用が多い人は「ハイウェイスターGターボ」

「なんだかいっぱいあって良く分からない!」って思うかもしれませんが、シンプルに上のどちらのパターンに該当するかで判断していただければ間違いありませんよ。

基本的には軽自動車だし街乗りがほとんどだと思うので、「X」のグレードで十分ですけどね。

 

「X」と「ハイウェイスターGターボ」がオススメな理由

SグレードとXグレードとの違い

まずSとXが標準のグレードですが、Sは最低限の性能を備えたスッポンポンのグレードですね。
で、なぜXがオススメかと言うと、Sに5万円ほどの金額を足すだけで「バックモニター」「インテリジェントキー」、そして「アルミホイール」などの装備がプラスされます。

バックモニターは言わずもがなですが車の後方を確認するモニターで、Sグレードに追加しようとするとそれだけで4万円近くかかります。
バックモニターがないなんて怖くてバックできないので、これは必須の機能。

また、インテリジェントキーにすればドアハンドルを握れば開閉ができ、エンジンのスタートも鍵を使わずにボタンプッシュでできるようになります。
これまたあればかなり便利な機能。

それにプラスして、ホイールカバーからアルミホイールになるので見た目の安っぽさがなくなって好印象です!

 

標準とハイウェイスターはどう違う?

  • ツートンカラーが選べる
  • ヘッドライトがLEDに
  • 見た目がスポーティー
  • 電動パーキング搭載
  • スマートシンプルハイブリッド搭載

以上がハイウェイスターに装備された大きな違い。
それほど大きな違いがないにも関わらず+15万円近い価格の差があるというのはなんとも言えない部分ですね、、、

魅力を感じる部分を挙げるとすれば「電動パーキング」「スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)」の機能で、特に後者に関しては少なからず燃費が良くなるのは評価できるポイント。
ただ、決め手に欠けるので個人的には標準グレードに軍配があがります。

 

XグレードとハイウェイスターGターボの違い

ハイウェイスターだけでは「う~ん」という印象だった上位グレードですが、ターボとなれば話は別。
走行性能を求めるのであればターボは必須だし、ターボにするとなるとひつ全的にハイウェイスターになるというわけです。

大きな違いとしては先ほど挙げた5つとターボに加えて、ホイールも15インチにアップします。
ホイールが大きいと見た目のかっこよさが増して高速道路でも安定するけど、普段使いだと少し乗り心地は固くなる印象ですね。

「そもそもターボって何?」って人は、走りの力強さが1.5倍くらいになる代わりに燃費が15%ほど悪くなるって思っておいて下さい。
めっちゃ走るけどガソリンを多く使うって感じです。

 

軽自動車初の「プロパイロット機能」について

日産は「軽自動車が普通車に近づいてきている」って言っていますけど、性能を見ると正に僕も同じことを感じでいて、特にこのプロパイロット機能なんかを見ると「もはや軽自動車じゃないな~」って思いますね。

でも正直な意見を言うと、軽自動車にプロパイロット機能は要らないですね。
そもそも軽自動車って街乗りとかちょっと使いに適した車で、長距離を走ることを求められていませんからね。

このプロパイロット機能が搭載された「プロパイロットエディション」というモデルがありますが、これは日産が単価アップを狙って推しているだけで実際の需要と結びつくのかというのは疑問が残ります。

このプロパイロットエディションモデルには、車を上から見下ろしたような映像を映してくれる「アラウンドビューモニター」の機能が付いてきますが、この機能も個人的には要らないですね。
車の前後左右が確認できますが、正直バックモニター+ミラー+目視で間に合うし。

 

長くなったのでここまでの話をまとめると、

街乗りで日常的な用途がメインの人は「X」グレードを。街乗りでも走りに力強さを求めたい人は「ハイウェイスターGターボ」を選ぶと良い。

って感じですかね。
いずれにしてもグレードの選択肢はこの2択で間違いありませんよ!

 

新型デイズの必須オプションは?

ちょっとグレードとオプションの話が混ざってしまいましたが、最後にオプションの話をさせて下さい。

ここまでの話でXグレードを選んだとして、最低限付けるオプションはナビの取り付けが安くなってハンドルで音楽などが操作できようになる「日産オリジナルナビ取付パッケージ」「純正ナビ」、それと「フロアマット」くらいですね。

ナビに関してはMM318D-Lという9インチの新しいものがオススメで、ドライブレコーダーやETCユニットが付いているセットがあって各々で若干金額が変わってくるので、お好みに合わせて選んであげて下さい。

その他のオプションに関しては、先ほど説明したアラウンドビューモニターやサイドバイザー、あと地域によっては寒冷地仕様をどうするかってくらいですかね~

 

基本的にはXグレードを選んで、メーカーオプションの「日産オリジナルナビ取付パッケージ」と、ディーラーオプションの「純正ナビ+ETCユニット」、「フロアマット」を付けておけば間違いないですよ。

ちなみにETCユニットは2.0じゃなくて普通の方で十分です。2.0の恩恵を受けられるのはごく一部の人だけなので。

以上をグレード&オプション選択の参考にして下さいね。

もっと詳しく知りたい人は、日産公式サイトに掲載されていたグレード別の装備一覧を貼っておくので参考にして下さい!
日産デイズ主要装備一覧(PDF)

 

デイズを買う時に損しない方法は?

ところで、皆さんは車を購入する時にどこで買われますか?
だいたいがメーカーのディーラーですよね。そこで気を付けていただきたいのがディーラーの営業マンとのやり取りです。

営業マンって人当たりは良いですけど、そうは言っても向こうも商売。

値引きはしてくれるものの必要のないオプションを付けさせられて結局損をしていたり、見当違いなグレードを選ばされたり、足元を見られがちなんですよね。
「あっ、この人は知識がないから多少ふっかけても大丈夫だな・・・」ってな具合で。

そうならないために、デイズを値引きする方法や、損をしない方法を次の記事でまとめました。
何も知らなくて「必要のない数万円・・・いや、下手したら十万円以上ものお金を払っていた。」なんてことになって後悔しないためにも、しっかりとチェックしておいて下さいね。

日産デイズの値引き相場を大暴露!損しないために必見のレポート情報

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