中古マンションのリノベーションを検討している皆さん。
目の付け所がするどいですねー。
というのも、中古マンションのリノベーションにはメリットしかないんですよ。
他の選択肢なんて考えられない。
「築20年前後の中古マンションが価格も安定していてリノベーションに適している」というのは、色んなところで目にするのでご存知の方が多いと思いますが、そういった抑えるべきポイントさえ抑えておけば失敗するリスクを下げつつ理想のおうちを手に入れることができますからね。
そんな中古マンションのリノベーションに関して、実際に中古物件の売買に携わったことがある僕が詳しく解説していきます。
中古マンションのリノベーションはメリットの方が確実に大きい
物件の選択肢が増える
優先順位を付けるのが難しいくらい大きなメリットが多いのですが、まず1つ目のメリットとして挙げられるのは「自分の希望する立地を選べる可能性が高まる」ということ。
駅や高速道路のICからの距離であったり、スーパーや公園などの周辺環境、治安など、生活環境を決める上で重要な立地。
これが新築物件であったり、一戸建てであったりすると物件の絶対数が少なくて選択肢がグッと狭まるんですよ。
この選択肢が広がるというのは本当に大きなメリット。
他の要因も絡んでくるので安直には言えませんが、例えば「駅徒歩3分で状態が良い物件」を選んだとすれば、資産価値が安定していて出口戦略が立てやすいですからね~
選べる物件が多いということは余裕が生まれて、焦ってババを引く可能性も低くなるわけです。
間取りや内装を自由に設計できる
深く話すまでもないけど、間取りや内装の自由度も大きなメリット。
物件によってはできないこともあるので、事前の調査は必須ですけどね。
これは「注文住宅でもできるじゃん!」って思うかもしれませんが、注文住宅だとそもそものコストが違いますからね。
注文住宅を購入できる余裕があるのであればそうすれば良いんですよ。
それが叶わない人が多いから中古マンション×リノベーションといった需要が高まってきているのであって。
日本人は新築至上主義的なところがあるけれど、そろそろ中古のメリットを理解した方が良い。
それは家に限った話じゃないですよ!
新築と比べるとコストが抑えられる
先ほどの話と重複する部分がありますが、新築と比べると費用が抑えられるといったメリットも大きいですね。
これはマンションに限った話ではなく、一戸建てもですよ。
新築は仲介手数料がかからない代わりに、販売するための広告費などが上乗せされていますからね。
どう頑張っても、前提条件がであれば中古マンションをリノベーションした方がコストは抑えられますよ。
お金じゃない部分があるのも分かるんですけど、日本の景気がこの先どう変化していくか分からないですからね。
仮にメチャクチャデフレに進んだとすると、少しでも余裕があった方が有利なのは間違いなく。
仮に無理して新築を購入してしまって、首が回らなくなってとんでもなくキツイ生活を強いられるなんてことも想定されますからね。
そのためにも金額が大きいものほど賢い買い物をする必要があるんです。
ワンストップリノベーションを提供している会社で物件を探せば仲介手数料が0円になる
新築は仲介手数料がかからないと言いましたが、中古でも仲介手数料がかからない方法があります。
それは「ワンストップリノベーション」を提供している会社で物件の購入と設計・施工を一緒にやってもらう方法!
ワンストップとは物件探し・購入から、設計・施工まで一つの会社で面倒を見てくれるリノベションサービスのことで、近ごろこういったサービスを提供している会社が増えているんですよ。
リノベーション会社側からすると、仲介手数料を無料にしてでも自社でリノベーションをしてもらった方が利益が残りますからね。
これはどう考えてもウィンウィンのサービス!
仲介手数料ってザックリ言うと物件価格の3%+6万円が必要ですからね。1000万円で36万円、2000万円で66万円ですよ。
さすがにバカにできない価格だし、浮いたお金で家具とか家電が購入できちゃいますからね~
「ワンストップ」という条件は付きますが、これも見逃せないメリット!
もちろんデメリットもあるけど考え方や状況次第
「メリットは分かったけど、デメリットもあるんでしょ~」
と、思ったあなた!その通り。
さすがにデメリットもありますよ。
でもほとんどのデメリットって避けられるし、自分のやり様によってはメリットに変わったりしますからね。
設計や施工に対する不満が挙がりがち
中古マンションに限らずですが、リノベーションに置いて設計や施工に関して不満が挙がることが多々あります。
でもこれって冷静に考えると自分次第で避けられたことが殆どなんですよね。
事前にしっかりと確認できていますか?ありとあらゆるリスクを想定していますか?自分で調べずに担当に任せっきりになっていませんでしたか?
例え「施工が適当」といった不満があったとしても、そもそもリノベーション会社選びから間違えていないか?といった角度で考えると自分の責任ですからね。
自分事としてどこまで手間を惜しんで考えられるかで、結果は大きく変わってきますよ。
購入したからといって全て自由になる訳ではなく、改装する上での決まりや禁止事項がある物件もある
こういったこともデメリットとして挙がりがちですが、これも「事前に調べておけよ」って話ですからね。
他人に責任を押し付けて自分を正当化したいのは分かりますが、そんなことを言っても時間は戻ってきません。
挙げればキリがありませんが、こういったものは避けされるケースがほとんどなのでありとあらゆるデメリットを想定して対策しておきましょう!
セキュリティ面
確かに築古のマンションはオートロックが備わってなく、小さいお子さんが居たりするとセキュリティ面での不安はあります。
「じゃあオートロックがある物件に絞って探せば?」って僕は思いますけどね(笑)
築20年のマンションでもオートロックが備わっているところは探せばありますよ。
数が少ないのであれば築15年くらいに条件を変えれば良いわけで。
そういった「譲れない条件」って人によって違いますよね?
自分によってはデメリットでも、人によってはそうでないことも。
ですので「自分のデメリットに対してどうすればデメリットでなくせるか?」を考えてあげて下さい。
ここまでで言えることは、メリットデメリットは常に表裏一体なんですよね。
一概に「これは絶対誰にとってもメリット!」とも言えないし、デメリットに関してもしかりですよ。
そういった部分を理解して、自分のケースに落とし込んで進めて行けばいんです。
その他の中古マンションリノベーションに対する疑問
その他の中古マンションリノベーションに関するよくある質問や疑問に対してお答えします。
ローンの手続きは?
ローンの手続きに関しては、物件探しをリノベーション会社にお願いする場合は全てお手伝いしてくれますよ。
その部分は会社によって得意不得意こそあるものの、結局銀行を紹介する程度なのでそんなに難しい話じゃないですからね。
詳しいことはローンの手続きを行う銀行なりが教えてくれるし、資金計画なんかもリノベーション会社が相談に乗ってくれます。
なのでローンに関してはそう心配しなくていい部分!
戸建てじゃダメなの?
戸建てのリノベーションだと、ここまで説明してきたメリットが享受しにくいんですよ。
さらに大きなデメリットは価値を担保しづらいということ。
中古マンションだと物件の価値が残ることが多いですが、一戸建てだと年数が経つと物件の価値はなくなるに等しいですからね。
そこにずっと住むとしたらあんまり関係ない部分かもしれませんが、木造の一戸建てだと耐久性に不安があったり、そもそもの物件数が少なかったり、あまりメリットがないから人を選ぶって感じですね。
自分にとってメリットがあるなら戸建てでも良いと思いますよ。
どの選択肢が一番お得なの?
ここまで説明してきたように結局は「中古マンションのリノベーション」が一番お得ですよ。
理由はここまで説明してきたから流石に分かりますよね(笑)
その選択をした上でしっかりと準備すれば最高のおうちを手に入れられます。
まぁそうは言っても結局は何に価値を感じるかですからね。
新築に強い価値を感じるのであれば、中古マンションのリノベーションがどれだけお得か知ったところで購入する気にはならないだろうし。
そういった色んな価値観がある中で、中古マンションをリノベーションした人の話を聞いていると本当に満足度が高いことがほとんどですけどね。
「費用も抑えられたし、自分の理想とする家が手に入ったし、大満足」といった人が多いのが現実。
お得で満足度も高い中古マンションのリノベーション。気になりませんか?
まとめ:リノベーションは会社選びも大切
さて「中古マンション×リノベーション」に魅力を感じて実際にリノベーションをしようと思った時、次に重要になってくるのはリノベーション会社選びです。
せっかくメリットを知ることができたのに、会社選びを間違えるとそのメリットが享受できなくなってしまう。
それは流石に勿体ないというか、どう考えても避けたいですよね。
そうならないためにも「リノベーション会社の選び方」を別の記事でまとめました。
この記事をしっかりと読んで実践していただければ、リノベーションで失敗することを避けられますよ。
ありきたりなセリフですが、一生に一度しかないかもしれない大きな買い物なので、失敗しないためにも準備をしっかりとして臨んで下さいね。
皆さんが素敵なおうちが手に入れられることを祈っています!
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