皆さん、頑張ってサイトを作っていますか?
さて今回はタイトルにもあるように「Amazonアソシエイトの審査が通らない!」といった方へのアドバイスというか、自分も苦しんだので同じような方を増やさないために備忘録を兼ねて記しておきたいと思います。
もうホント心が折れかけましたからね・・・。
- PA-APIの利用条件変更によって「もしも⇒Amazonアソシエイト」に変更する必要が出てきた
- 審査に何度も落ちてトテモツライ・・・
なんて方のお役に立てるように説明していきますよ!
Amazonアソシエイトの審査に5回落ちた!
もう、「保育園落ちた(自主規制)」の気分ですよ本当。
何度「もういいや」って思ったか・・・。
ただ、「ココを修正すれば大丈夫だろうな~」って部分を順に潰していった結果、6回目の審査で通ったというわけですよ。
何で一気にやらなかったのかというと、記事数が増えていて(約130記事)そこそこアクセスが取れている状態だったから。
こちらの都合では一時的にアクセスが減ろうがなんてことなんですけど、「如何にユーザーに迷惑をかけずに審査を通すか」って部分を気にしていたら結果的に長引いて迷惑をかけちゃった次第ですw
結果的に110記事ほど非公開にして、全てのアイキャッチを削除しましたからね。
このタイミングで訪問してくださった方は「何事!?」と思われたでしょう。申し訳なかった。
では、
- Amazonが審査でどの部分を見ているのか?
- 具体的にどういった対策を行ったか
これらについて書いていきますね。
そもそも審査の際にどの部分を見ている?
1. Webサイトが未完成または作成したばかりであるため審査が行えない場合
2. お申し込みのURLに入力誤りがあるのでサイトを確認できない、または他者(社)が運営するWebサイトやURLでのお申し込みの場合
3. Webサイトに閲覧規制がなされており、内容を拝見できない、または閲覧規制をかけているコンテンツを含むWebサイトでお申込みのため審査が行えない場合
4. お申し込みフォームにご登録の住所、氏名、電話番号が正しくない場合
5. Webサイトのドメイン名の中に、「amazon」「javari」「kindle」やその変形、またはスペルミスを含んでいる場合
6. 知的財産権を侵害している場合
7. 露骨な性描写がある場合
8. 未成年の方のお申し込みその他、プログラム参加申請をお断りする例は、以下よりご覧ください。
https://affiliate.amazon.co.jp/gp/associates/help/t21
審査に落ちた際に送られてくるメールにはこのような記載がある場合があるのですが、この中で特に重要だと思っているのは6番の「知的財産権を侵害している場合」の部分です。
分かりやすく言うと「著作権」、もっとざっくり言うと「画像」と「引用」ですね!
これらに関してはしっかりとルールに則って行っていれば大丈夫だよとAmazonは謳っているのですが、その判断基準がとにかく厳しいというか、ちゃんと守っていても通してくれるのか?ってレベルです。
たとえば画像だったらフリー素材であっても怪しく、「自分で撮った画像しか使うなよ」って勢い。他サイトの文章の引用に関しても同様ですね。「自分で生み出したコンテンツで分かるようにせーや」って勢い。
なので審査に落ちた場合はまずは「画像」や「引用」といった著作権の部分を真っ先に疑ってください!
「疑わしきは罰せず」ならぬ、「疑わしきは罰せる」ですよ。
審査に落ちるのは罰ではないけど、流石に何回も落ちるとツライヨAmazonさーーーーーん!
せめて落ちた理由くらいは教えてくれたらいいのにね。
その他に審査の際に重要だと言われていること
- 登録の住所、氏名、電話番号が正しい
- 購入履歴
- お問い合わせページ
- プライバシーポリシーへ参加の記載
- 広告を張っているとダメ
- 外部リンク
- プロフィールページの作成
- 運営期間が必要
- 記事数
- Amazonプライム会員
- フリーメールはダメ
僕が重要だと思う順番にまとめました。
オレンジ色にした部分が特に注意したいポイントで、黒色の部分は状況によりけりって感じですね。順番に見ていきましょう!
登録の住所、氏名、電話番号が正しい
要は「本人確認」ですよ。
購入履歴があるかって部分とリンクするんですけど、別に購入履歴が無かろうが本人の情報がしっかりと伝えられていれば問題ないんです。購入履歴があればその情報が正しく入力されていることが分かりますからね。
なので「アカウント開設して間もない」とかも同じ考えですね。
大事なのは「本人の情報が正しく伝えられているか」です。
お問い合わせページ
これは個人的には必須。
お問い合わせページがないと、何かあってもサイト運営者に連絡しようが無いって状況が生まれますからね。Amazonとしてもそれは許さないでしょう。逆にAmazonで買った商品の文句をこちらに連絡されても困っちゃいますけどね。
変な情報を記載していたとかこちらに非がある場合は別ですがw
まぁこれもプライバシーポリシーと同様で、いずれにしても作成するものだと思うし手間もかからないので無ければ作成しましょう。
プライバシーポリシーへ参加の記載
これは広告を貼る人であれば問答無用で掲載必須の内容なので、どちらにしてもやっておきましょう。
プライバシーポリシーをサイトに記載すると共に「Amazonアソシエイトに参加しています」って書くだけです。参加していないのに参加していますって書くのはどうなの?っていう疑問もありますが、書いてないより書いてあるほうがいいでしょうw
書いていなくても受かったって情報もありましたが、書くのを渋る意味も分からないですからね。
いずれにしてもプライバシーポリシーは必須で!
広告を張っているとダメ
アドセンスを貼ったままでも通ったという情報は多いですが、その他のアフィリエイトリンクに関しては怪しいと思っています。
というのも、その部分も先ほど説明した著作権絡みですね。アドセンスはアドセンスってAmazon側で判断できると思うんですけど、その他多数あるリンクやバナーなんて判断できないじゃないですか?
そういった意味では「外部リンク」も同様ですよね。
あまりにも審査に落ちる場合は「アフィリエイトリンク」と「外部リンク」は疑うポイントですよ!
プロフィールページの作成
これはなくても通ると思います。
僕は念のため作っちゃいましたけど、めっちゃ簡素なものですからねw
ただプロフィールというか、「誰が何について書いている」って情報はユーザーにとってもあった方がいいので、いずれにしてもしっかりしたものを作成しておいた方が良いでしょうね。
自分が何を伝えたいか、ユーザーは何を知りたいか、そういった部分を伝えることは大事ですよ!
運営期間、記事数
運営期間は関係ないですね。運営開始から1週間で通ったという情報や、1ヶ月程度で通ったといった情報は多いし、長く運営しているから何って話ですからね。
ただ、1年更新していないサイトとかはマズイかも。更新はしましょう!
それよりも指標になるのは記事数ではないでしょうか。
記事数の目処として約10件の記事をご用意ください。
Amazonもこのように言っているので、最低でも10記事、セーフティーボリュームとしては20記事といったところでしょうか!
ただ、5記事で通ったなど10記事以下で審査に通ったという情報もいくつか見かけました。
確かに少ない記事数で合格するに越したことはないし、逆に多過ぎても何が原因か分からなくなって困っちゃいますからね。(130記事あって困った僕)
まぁ審査してもらうのはタダなので、5記事作成して審査⇒ダメだったら10記事作成して審査・・・みたいにやってみるのが良いと思いますよ!
Amazonプライム会員かどうか
これは関係ないでしょうw
「プライム会員だから審査通してねスリスリ」なんてやっても無駄ですよ!
フリーメールはダメ
これも関係ないでしょう。
僕はG-mailで通りましたよ。独自ドメインやプロパイダのメールアドレスだから何?って感じ。
審査に通る条件まとめ
- 著作権を守る(画像や引用)
- 問い合わせページ作成
- プライバシーポリシー作成
- 10~20記事作成
これらを注意してあげてください!
何度も言うけど、特に「著作権」ね!
もう面倒だったら画像も引用も一切用いずに審査を申し込んでも通るから。
僕が実際に審査が通るまでにやったこと
最後に僕が6回目で審査に合格するまで、言い換えると5回審査に落ちたときに行った具体的な対策を書いていきます。参考になれば!
1回目:ノリでそのまま審査に申し込んだ
・・・が、ダメッ!
さすがに「そりゃそうよね~」って感じw
審査の回答は申し込みから1時間程度で来ました。
あと、リンクもそのままだったから
「なお、未承認サイト上にリンクをご利用されませんようお願いいたします。」
普通に怒られた!!
2回目:リンクをもしもに貼り替えて申し込み
・・・が、ダメッ!
どうやら審査に合格していないのにリンクを使用していたことが原因ではないらしい。
今回は回答まで24時間近く待ったかな。この差は・・・。
あとは考えられる要因は、
- 画像および記事の引用
- プロフィールページが無い
- アフィリエイトリンク(外部リンク)
- もしも経由のAmazonリンク
これらかなーと。
ちょっとずつ潰していきます。
3回目:プロフィール作成、一部記事非公開
これもダメ。
そろそろ審査に落とされるのも慣れてきたよ!
今回の回答は2時間程度。朝に送ると返事が早い気がする。
行った対策は、プロフィールを固定ページで作成とサイドバーにも簡単なものを記載。それと「もしも経由のAmazonリンクもダメなのかなー」と思ったので、Amazonの商品を紹介しているページを全て非公開にして審査に出しました。
この時に90記事くらい非公開にしたかなw
それでもダメ。ちょっとイライラ・・・
4回目:アフィリエイトリンクがあるページを非公開
これもダメーーーーー
回答はまた24時間程度かかったよ!ちなみに昼過ぎに送りました。
念のためにアドセンスも非表示にしたんだけどね。
アフィリンクは怪しい部分ではあるけれど、どうやら他にも原因があるらしい・・・
ということで次で大きな対策に!
5回目:画像及び記事の引用を行っているページを全て非公開
が!!!ダメ!!!!!
なんでーーーーーーーーーー
返事は12時間後。夜に送って次の日の朝に来たよ。
もうこの時点で25記事しか残っていなかったですからねw
105記事を非公開ですよ。
残っている記事は、オリジナルのコンテンツ(文章と画像)のみで、アイキャッチや途中に挿入している画像も自分で撮影したものor無料素材を用いて自分で作成したものなんですよ。
これで落ちるって・・・。もう考えられる原因は一つ・・・
「画像」、おまえだ!!
もうここまできたら無料素材すら疑うしかない。いら○とやさん、ゴメン!
ということで、画像を使用している記事とアイキャッチを全て削除したカオスな状態のサイトで再度審査に申し込むことに。
6回目:やったーーー!通ったーーー!
申し込みの10分後に連絡が来ましたw
落ちる時は遅くて受かる時は早いって面接みたいやな!!
もう20記事しか残ってないよ・・・パトラッシュ。
ということで僕は画像をめっちゃ疑ってます。著作権に対してかなり保守的なAmazonさん。まぁ時代が時代だしそこに対してシビアになる気持ちも分かるけどね~
そりゃ守るべきルールは守るんだけど、ルールを守っているのに落とされるってのはツライぜw
まぁ受かっちゃえばこっちのもんっていうと聞こえは悪いけど、ほんとそんな感じですよね。ただ、しっかりと法律は守ってクリーンなサイト運営をしなくちゃなって戒められる良い機会にはなりました。
あ、そうそう。あとからアナリティクスを見て気がついたけど、Amazonは審査の際に5ページくらいクロールしていっていましたね。
「TOPページしか見ていない」なんて情報もあったけど、流石にそんなことはなくちゃんと見られてますよ。そこも意識しておくとまた違うかもしれませんね。
審査は厳しかったけど、しっかり対策すれば通る
ここまで長々と書いてきましたが、懸念される項目に対してしっかりと対策すれば審査には必ず通るということをお伝えしてきました。
ポップに書いてみたけど、実際結構しんどかったですからねw
同じように「全然審査に通らん!なんで!」って方は、説明した部分の対策を行ってみて下さい。
めんどくさいって思うかもしれないですけど、後回しにしてサイトが大きくなってきた時の方がもっとめんどくさいことになっていますからね。
皆さんが無事に審査に合格することを祈っていますよ。
- 「私はこうだった!」
- 「審査に通ったよ!」
とかあればコメントもらえると嬉しいです。では!
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